怪物ゲレーロJr．が殿堂入り父と夢の競演！　親子打撃動画に「王位継承者にバトン」

父は通算打率.318、2590安打、449本塁打、往年のファンは「永遠に本物のMVP」と歓喜

　怪物ルーキーとして注目を集め、球宴の本塁打競争では史上最多91本塁打を放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手。まだ20歳ながらシーズンでも打率.272、15本塁打と実力の片鱗を見せた1年だった。父で昨年には殿堂入りを果たしたブラディミール・ゲレーロ氏が親子で打撃練習をする動画を公開した。

　ゲレーロ氏はエンゼルスなどで16年間に渡って活躍し、通算打率.318、2590安打、449本塁打の成績。MVP1回、最多安打1回、球宴9回の功績で2018年に記者投票で殿堂入りを果たした。そんな偉大な父が「王位継承者にバトンを渡す」と添えて動画を公開。息子との打撃練習を公開している。

　最初に打席に入ったのは父、現役時代と変わらぬ豪快なスイングでソフトボールを軽々と弾き返すと、手を振って息子と交代した。息子は、引退して8年が経った父よりもさらにキレのあるスイング。ソフトボールを豪快に弾き飛ばしてハイタッチで迎えられている。

　久しぶりのゲレーロ氏の打撃姿に往年のファンは「永遠に本物のMVP」とコメント。息子には「ブラッディーが少し痩せたようだ」「ブラッディーJr.は痩せたみたいだね！」と体型が絞られたのでは、との声も寄せられていた。