炎上発進のヤンキース田中が猛省ツイート「情けない」「酷すぎますね…」
日本人初3年連続開幕投手も2回2/3を7失点でKO降板
ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、開幕戦となった敵地のレイズ戦に先発し、まさかの炎上で今季初黒星を喫した。2回2/3で2被弾を含む8安打7失点という内容で、試合後にツイッターを更新した田中は「情けない。映像も見返しましたが、酷すぎますね…」とつぶやいた。
今シーズンはキャンプイン早々にジラルディ監督から開幕投手に指名され、この日のために調整を重ねてきた右腕。オープン戦では6試合に登板、3勝1敗、防御率0.38という圧倒的な数字を残し、順調な仕上がりを予想させていたが、全く制球が定まらずに、まさかの自己ワースト自責点7を記録してしまった。
満を持してエースにマウンドを任せたが、チームは3-7で敗れて開幕戦6連敗。田中は、ヤンキースの開幕投手としては1983年4月5日マリナーズ戦でロン・ギドリー投手が2回2/3で降板して以来、34年ぶりの“最短”登板をしてしまった。
試合後に自らのツイッターを更新。「今日は本当に何も出来なかったです。情けない。映像も見返しましたが、酷すぎますね…。気持ちもボールも全然コントロール出来ていない」と、自らのパフォーマンスを一刀両断した。
だが、シーズンは始まったばかり。ジラルディ監督やロスチャイルド投手コーチも異口同音に「まだ1試合」と話しており、次回予定される8日(同9日)の敵地オリオールズ戦での奮起を期待している。田中も「しかし問題点は映像を見て何となくわかったので、何とか修正して次の登板に臨みたいと思います」と、次戦に向けて必死で調整に励むことを誓った。
8日オリオールズ戦で汚名返上のパフォーマンスを披露したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count