ロッテ、涌井の金銭トレードでの楽天移籍を発表 6年間在籍「声援はボクの宝物」
13年オフに国内FA権を行使して西武から加入、15年に15勝で自身3度目の最多勝に
ロッテは19日、涌井秀章投手が金銭トレードで楽天に移籍したことを発表した。2014年にFAで加入した右腕が在籍6年でチームを去ることとなった。
西武のエースとして活躍した涌井は、2013年オフに国内FA権を行使してロッテに移籍。2015年には15勝を挙げて自身3度目の最多勝を獲得したが、今季は18試合登板(17先発)でわずか3勝(7敗)、防御率4.50に終わっていた。
涌井は「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらないので来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」とコメントを発表した。
33歳の涌井は、NPB通算417試合で133勝128敗、37セーブ16ホールド、防御率3.51の成績。16年目のシーズンを3球団目となる新天地で迎えることとなった。
(Full-Count編集部)