新天地でも輝く上原浩治、米解説者称賛「幻惑的」&「史上最高の数字」紹介
新天地でも輝く上原浩治、米解説者が「史上最高」の数字紹介
カブスの上原浩治投手が4日(日本時間5日)の敵地カージナルス戦で移籍後初ホールドをマークした。2-1の1点リードで迎えた7回に登板。味方の好守にも助けられ、1奪三振を含む3者凡退で抑えた。カブスは1点差を死守して今季初勝利。新天地で登板2試合目で初ホールドを手にした右腕について、米地元テレビ局の解説者はメジャー史上最高の数値を絶賛している。
6回まで1失点の好投を見せたアリエッタからマウンドを引き継いだ上原が登場すると、シカゴで試合を中継した米テレビ局「CSN」の解説者、ジム・デシェイズ氏は日本人右腕の大記録を紹介した。
同氏は奪三振と四球の割合で、日本人右腕が驚異の数字をマークしていることに言及。「100イニング以上投げた投手でメジャーリーグ史上最高です。奪三振と四球の割合がほぼ8対1なんです」とレポートした。
この試合の終了時点で上原はメジャー通算523奪三振。一方、四球は67と極端に少ない。投手の制球力を表す指標の一つである「K/BB」(1与四球あたりの奪三振)は7.81と突出した数字となっている。