ホークス川崎がオリ・ドラ1山岡に空振り三振「いい投手。さすがドラフト1位」
「1番・二塁」で2試合連続H&初打点、三塁や左翼の守備にも意欲
米MLBのカブスからソフトバンクに加入した川崎宗則内野手が5日、ウエスタンリーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に先発出場した。実戦復帰した4日の同戦に続く出場。この日は「1番・二塁」でグラウンドに立ち、3打数1安打と2試合連続安打をマークした。
初回の第1打席。オリックスのドラフト1位ルーキー・山岡と対戦し、内角低めのスライダーに空振り三振を喫し「いい投手だったね。さすがドラフト1位の投手だけある。いいスライダーを投げていたね」。
2回1死三塁で迎えた第2打席は遊ゴロ。「ランナーの曽根くんが速いから、転ばせばセーフになるな、と。ストレートなら外野フライ、変化球なら内野ゴロ(というイメージ)。曽根くんのおかげ」と初打点をマークした。そして、4回2死一塁では、スライダーに合わせて左前安打を放ち、5回終了で途中交代した。
この日は二塁での出場。守備機会は2回無死一塁での園部の二飛、直後の張の三ゴロ併殺打だけだったが、「ノックを受けて、打球を受けて、(遊撃とは)見え方が違うから、良かったかな」といい「明日はサードを守りたいし、レフトも守りたい」と外野にも意欲を示した。
この日は5時半に起床。時差ボケも徐々に解消されてきており「体は軽くはならないよ、36歳なんで。時差ボケは治る。時間はかかると思うし、かけようと思う」と、じっくりと状態を上げていくつもりだ。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani