牧場で骨折の“不良債権男”、来季故障なら驚愕26億円ダウン! MLB公式報道

メッツのヨエニス・セスペデス【写真:Getty Images】
メッツのヨエニス・セスペデス【写真:Getty Images】

牧場で骨折のMLB通算163発男は、来季故障者リスト入りで80%減の6.6億円

 今年5月に牧場の穴にはまって足首を骨折し、シーズンを棒に振ったメッツのヨエニス・セスペデス外野手。4年契約最終年となる来季は今季年俸2950万ドル(約32億3000万円)から約20億円ダウンとなる年俸1100万ドル(約12億円)となった。さらに、シーズン中に故障者リスト(IL)入りすれば、約80%ダウンの年俸600万ドル(約6億6000万円)に減額になるという。MLB公式サイトが伝えている。

 キューバ出身のセスペデスは2011年にドミニカ共和国に亡命。2012年にアスレチックスへ入団すると、レッドソックスを経て2016年からメッツへ加入した。2016年オフには4年総額1億1000万ドル(約120億円)の大型契約を結んだが、その後は故障が続き今季は出場なし。チームの“不良債権”と化していた。MLB公式は「ヨエニス・セスペデスのメッツとの修正された契約では、2020年の年俸が2950万ドルから1100万ドルに減額となる。加えて、セスペデスがリハビリ中の足首か踵の怪我に関連する怪我でシーズン中に故障者リスト入りすれば、年俸は600万ドルにさらに減額される」と伝えた。

 身体能力抜群のスラッガーはMLB実働7年間で通算163本塁打を記録している。これまでに契約修正後に複数球団がトレード獲得へ向けてメッツと接触したことが伝えられている。メッツのブロディー・バンワゲネンGMは「最高の状態なら、彼は影響力のある選手。我々はそれを見定める必要がある」と話している。

(Full-Count編集部)

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