元阪神ソラーテのチーズまみれ“ナチョスキャッチ”が脚光 パドレス最高プレーに選出
三塁側客席に落下しながらもボールをキャッチするもボールはチーズまみれに…
2010年代も残りわずか。ここ10年間で数々の名選手、好プレーが生まれMLB公式サイトでも多くの企画が登場している。今回は「2010年代にパドレスで生まれた素晴らしいトップ10」を選出。今季、阪神でプレーしたお騒がせ助っ人、ヤンハービス・ソラーテ内野手も登場している。
MLB公式サイトは各年代で生まれた美技を動画と共に紹介し「素晴らしい守備トップ10」を選出。マニー・マチャド、フレディ・ガルビスらが登場するなか「当然のことながら、この選手たちは素晴らしい守備の財産を残してきた」と称えている。
そんな中、今シーズンは阪神でプレーし1軍昇格を拒否する騒動を起こしたソラーテが10位に選出。2016年7月15日のジャイアンツ戦で見せた“ナチョスキャッチ”が脚光を浴びているようだ。
9回無死の場面でバガンが放った打球は三塁ファウルゾーンに高々と舞い上がった。三塁を守るソラーテは打球を追い、三塁側の客席手前でキャッチしたが勢いそのまま客席へ落下。それでも立ち上がりボールを放さずアウトを奪った。だが、審判にキャッチをアピールしたボールにはナチョスのチーズがべっとりと付いており解説も思わず「チーズボールだ!」と絶叫するほどだった。
記事では「このリストで最後に登場するキャッチは、キャッチではなかったのかもしれない。それを知るのは、ヤンハービス・ソラーテだけだ」と、ユーモアたっぷりに好プレーを伝えている。
なお、1位に輝いたのはBJ・アプトン外野手が2016年6月29日対オリオールズ戦で見せた“ホームラン強奪キャッチ”から一塁へ92マイル(約148キロ)送球を投げた併殺プレーだった。