マ軍監督、球団買収浮上の“元後輩”ジーター氏に「オーナーとして素晴らしい」
マッティングリー監督「いつもジーターはそのことについて話していた」
元ヤンキースのスター選手、デレク・ジーター氏がマーリンズの買収に興味を示しているとの報道に対して、同球団のドン・マッティングリー監督が「彼は(オーナーとして)素晴らしいと思う」と評している。米複数メディアが伝えている。
先日、米テレビ局「FOXビジネス」公式サイトは、元ヤンキース主将のジーター氏がマーリンズの買収競争に参戦しているとレポート。少なくとも3者が買収に興味を示しており、その1つがジーター氏を代表とする投資グループだと伝えた。
これを受け、米CBSスポーツ電子版などが、現在チームを率いるマッティングリー監督の反応が報じており、指揮官は「いつも彼はそのことについて話していた」、「彼は(オーナーとして)素晴らしいと思う。ジーターは、彼が行おうとすることすべてにおいて、非常に優れているように思える」と評している。
ジーター氏は現在、同球団でプレーするイチロー外野手や現役当時のマッティングリー監督とヤンキースでともにプレー。また、マッティングリー監督自身、ヤンキース一筋でプレーした名手で、当時の背番号「23」は永久欠番となっている。その“後輩”が経営陣の一角に加わる可能性が浮上した形で、米CBSスポーツは「(マッティングリー監督は)ジーターをボスとして迎え入れる可能性がある」と伝えている。
指揮官は「コーチになりたくはないかと尋ねことがある。彼は『絶対にない』という感じだった」とも明かしており、ジーター氏が球団経営にかかわる可能性も十分ありそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count