牧場で骨折の“不良債権男”が来季52発宣言 ファン辛辣「言うだけなら誰でも…」
「52」は自身の背番号、「140試合以上に出場する」とも…
今年5月に牧場の穴にはまって足首を骨折し、シーズンを棒に振ったメッツのヨエニス・セスペデス外野手。4年契約最終年となる来季は今季年俸2950万ドル(約32億3000万円)から約20億円ダウンとなる年俸1100万ドル(約12億円)となった。さらに、シーズン中に故障者リスト(IL)入りすれば、約80%ダウンの年俸600万ドル(約6億6000万円)に減額になるという。
そんな崖っぷちに立たされた34歳が来季の完全復活を“予言”する発言をしたとして、ファンの間で話題を呼んでいる。MLBネットワークラジオのツイッターは「ヨエニス・セスペデスがエドゥアルド・ペレスに語った:2020年には、52本ホームランを打つことができるかも」とのタイトルで伝えている。
ツイッターは、「リードオフ・スポット」というラジオ番組で、元メジャーリーガーのエドゥアルド・ペレス氏に対してセスペデスが語ったことを、ペレス氏が話している音声を伝えている。
ペレス氏によると、セスペデスは「準備はできている。今シーズンは試合に出て打つ。40本ホームランを打って、140試合以上に出場するつもりさ」と語ったという。
ペレス氏は「彼は2年もまともに試合に出てないから難しいと思うけど、スプリングトレーニングでそれが分かる。トレード要員になるかもしれないが、リスクが高いだろう」などと指摘している。
さらにペレス氏によると、セスペデスは「背番号と同じ、52本のホームランを打つことができるんじゃないか」とも語ったという。ペレス氏は「本当にそうなることになればいいけど。そうなれば彼は、間違いなく最優秀カムバック賞に選ばれるよ」とエールを送っている。
セスペデスの“完全復活宣言”に、ファンの反応はさまざまだった。
「言うだけなら誰でもできる。試合に出て、実行しないと」
「彼が本当に52本打ったら、僕はツイッターのアカウントを消すよ!」
「『今季は、52試合に出場する』の聞き間違いじゃないの」
「もちろんやるさ。契約更新がかかってるからね」
「メッツファンとしては、現実になってほしい」
「彼の場合スプリングトレーニングに参加するだけでポジティブなニュースだ」
「まあ、頑張って…」
「2020年は馬に近寄らないようにね」
「僕は信じてるよ」
復活を信じるファンもいれば、懐疑的な声も…。
昨年は僅か38試合。そして今年はまさかの出場機会なし。この発言が本物になるか、ただの大ボラか…。来季の働きに注目せずにはいられない。
(Full-Count編集部)