7年契約結んだ鷹・柳田、球団には珍要求 交渉の大半は「筑後のシャワーが…」
柳田独特の表現で「筑後は銭湯、ヤフオクドームは家」
25日に契約更改交渉を行い、異例の7年契約を結んだ柳田悠岐外野手。会見もこの大型契約の話に終始したが、その中で柳田が球団へ要求したのは、いかにもギータらしいポイントだった。
会見で球団に要求したことを尋ねられた柳田は「筑後のシャワーが…」とおもむろにジェスチャー付きで語りだした。
「シャワーが(一定時間で)止まるんっすよ。復帰してヤフオクドームの風呂に入ったら、止まらないので『わ、これめっちゃええやん!』と思って。筑後は銭湯、ヤフオクドームは家(のシャワー)。やっぱ止まると寒いんで。球団とはその話に終始しました」
筑後の若手選手からの意見を吸い上げたのかと思えば「いや、そういう話はしてないけど、若いやつも絶対思ってると思う」と柳田。選手会長の座は中村晃に引き継いだが、野球人生の転機ともいえる大型契約の裏でも、いかにも柳田らしい“気づき”で報道陣を爆笑させていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)