鷹が柳田に7年契約を提示した思いは…三笠GMが語る「ずっとプレーしてもらいたい」
もともとは来季が3年契約の3年目で国内FA権を保持「来オフの選択肢が増える」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が25日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2020年度から新たに7年契約を結んだ。来季の年俸は現状維持となる5億7000万円プラス出来高払いで、その後は変動制。2017年オフに3年契約を結んで来季が最終年だったが、それを見直し。4年が経った2023年オフに、その後の3年の契約が決まる内容となった(金額は推定)。
この日の交渉終了後、報道陣に対応したソフトバンクの三笠杉彦GMは「チームの柱として長くやってもらいたいということ。来年が3年契約の3年目で、海外FAの取得を見越した3年だった。国内FA権を持った状態で3年契約が切れると、来オフの選択肢が増える。ホークスとしてはずっとプレーしてもらいたいという思いがあってこういう話になった」と、この異例の長期間である7年契約を提示した意図を説明した。
「日本で最高の力を持つバッターの1人として評価している。そういう選手がホークスでやってくれるというのは喜ばしいこと。長い契約をしてくれたのは素直に嬉しいこと。ファンも喜んでくれるんじゃないかと思う」と、チームの顔でもある柳田が“生涯ホークス”を誓ったことを球団としても手放しで喜んでいた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)