日ハムドラ4森山、待望の1軍初昇格 OP戦でインパクト「準備していた」

開幕メンバー漏れも、2軍で打率.310「手応えは少しありました」

 日本ハムのドラフト4位ルーキー、森山恵佑外野手が11日、待望の1軍昇格を果たした。オープン戦ではスタメン起用され、本塁打を放つなどインパクトを残したものの、開幕メンバーからは漏れていた。

 札幌ドームでチームに合流した森山は「いつ呼ばれていいようにしっかり準備していました」と力を込めた。

 オープン戦では1軍投手の直球に差し込まれることがあったため、イースタン・リーグではタイミングの取り方を工夫。「ストレートに負けない間合いを意識して、手応えは少しありました」。イースタン・リーグで打率.310と好調を維持しており、得点力不足のチームに起爆剤として期待される。

 同期入団の石井一成内野手が初安打を放った際に「おめでとう」とLINEでメッセージを送ると「早く来いよ」と返信があったという。

 1軍の試合をテレビ観戦して「いろんなプレッシャーがあるのかなと思って見ていました」とイメージをふくらませてきた。「どんな状況で出るかわかりませんが、どんな場面でも自分の力をしっかり発揮したい」とデビューを心待ちにした。
 
【了】

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

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