メキシコWLで「カオス」な大乱闘! バット投げ、グラブ投げ応戦で両軍ハッスル
英国メディア「デイリー・メール」がメキシコのウインターリーグで勃発した大乱闘を報じる
年末年始に大乱闘だ! 英国メディア「デイリー・メール」はメキシコで行われたウインターリーグでの両軍が飛び出す激しい乱闘を動画で公開。打者がバットを投手へ投げ、投手がグラブで応戦する衝撃的な模様となっている。
大乱闘が勃発したのは26日(日本時間27日)のエルモシージョ・ロスモチス戦。8回無死のエルモシージョの攻撃中だった。マウンドのダニエル・デュアルテが投じた剛速球が左打者ヤディエル・ヘルナンデスの右膝付近に直撃。次の瞬間だ。すぐさま立ち上がったヘルナンデスは右手に手にしていたバットをマウンド上のデュアルテに投げつけた。
死球を受けたヘルナンデスの怒りは収まらず、捕手にも左パンチ。バット投げに激怒したデュアルテは本塁へ猛ダッシュし、打者ヘルナンデスへグラブ投げ。直前で転倒したためグラブが打者に当たることはなかったが、その後は両軍が入り乱れる大乱闘に発展した。英国メディアは「打者の右膝に(投球した)ボールが直撃したあと、メキシコでのウインターリーグがカオスに陥った」と伝えた。
この大乱闘により、バットを投げたヘルナンデスが4試合、猛突進でグラブを投げたデュアルテらが1試合の出場停止になったという。試合は9-7で“バット投げ”ヘルナンデスが所属するエルモシージョが勝利した。