「上原浩治との契約」が10年代Rソックス移籍5位に 地元メディア「WSを締めくくるとは…」
地元メディアがここ10年間の「選手の動き」トップ10を選出
2013、18年と、10年代に2度の世界一に輝いたレッドソックス。地元メディア「NBCスポーツ・ボストン」はトレードやFA契約など、この10年にあった「選手の動き」トップ10を選出し、「上原浩治氏との契約」を5位に挙げた。
記事は「2012年12月18日、レッドソックスはFAのウエハラと契約した。球界ではほとんど目立たず、前日サイ・ヤング賞ナックルボーラーのRA・ディッキーがメッツからブルージェイズにトレードされたことが話題となっていた」と説明し、上原加入のニュースはそれほど話題にならなかったと指摘している。
記事は「ウエハラはレッドソックスと425万ドル(約4億6500万円)の契約をした。レッドソックスは契約時、前年に1セーブしか挙げていない男が、史上最も圧倒的なブルペンのシーズンの1つを送り、ワールドシリーズの最後を締めくくることになるとは知る由もなかった」と振り返っている。
上原氏は巨人から海外FA権を行使して2009年にオリオールズへ移籍。11年シーズン途中にレンジャーズに移籍した右腕の12年の成績は37試合登板で0勝0敗1セーブ、防御率1.75だった。
しかし、移籍1年目の13年は大活躍。73試合登板、21セーブ、防御率1.09の成績を残すと、同年のポストシーズンでも16試合中13試合に登板して7セーブ。リーグ優勝決定シリーズでMVP、ワールドシリーズで胴上げ投手になる大活躍で世界一に貢献した。レッドソックス在籍で4年間79セーブを挙げた右腕の働きは、ファンや地元メディアの記憶にしっかり刻まれている。
(Full-Count編集部)