上原浩治が10年代レッドソックス“最高”救援投手に 13年世界一に「不可欠な存在」
キンブレル、パペルボンは球宴出場も「ウエハラの素晴らしい2013年は並外れていた」
2010年代が終わり、複数の米メディアが10年間のベストナインを選出する特集を組んでいる。2013年にレッドソックスの世界一に貢献した上原浩治投手の名前もすでに多くのメディアに登場しているが、「NBCスポーツ」のベストナインにも救援投手として選出されている。
上原はキンブレル、パペルボンの2人を抑えて堂々の選出。記事では「本来なら、これはオールスターに選出されたクレイグ・キンブレルであるべきであり、もしくはそれ以前にオールスターに選出されたジョナサン・パペルボンでさえあるべきかもしれない」としたが、上原の選出には理由があるという。
2013年は先発、打線ともに機能し、前半戦から首位を走ったが、クローザーのジョエル・ハンラハン投手とその代役のアンドリュー・ベイリー投手が次々と離脱。上原は6月後半から守護神に抜擢されると「スピンレートの高さと圧倒的なスプリットを武器」に安定した投球で世界一の瞬間のマウンドに立った。
記事では「クローザーの役割を引き継いだウエハラは最も不可欠な存在だったかもしれない」と世界一を回顧。2013年の大活躍はレッドソックスファンの心に今でも残っているだろう。
以下は「NBCスポーツ」が選出した「2010年代のレッドソックスチーム」
捕手:ビクター・マルティネス
一塁:エイドリアン・ゴンザレス
二塁:ダスティン・ペドロイア
遊撃:ザンダー・ボガーツ
三塁:ラファエル・デバース
左翼:アンドリュー・ベニンテンディ
中堅:ジャコビー・エルズベリー
右翼:ムーキー・ベッツ
DH:デビッド・オルティス
先発:
クリス・セール
ジョン・レスター
クレイ・バックホルツ
リック・ポーセロ
エドゥアルド・ロドリゲス
救援:上原浩治
(Full-Count編集部)