ダルビッシュ有、2020年は大活躍? 米メディアが予言「CY賞投票でトップ3」
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が予想「素晴らしい後半戦を糧にする」
2019年シーズンの後半戦で見事な復活を遂げて見せたカブスのダルビッシュ有投手。6年1億2600万ドル(約138億円)で加入したカブスで3年目となる2020年は開幕からの活躍が期待される。
そんな2020年に向けて、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」はカブスの2020年シーズンについて特集し、10個の予想を展開。その1つは「ユウ・ダルビッシュは素晴らしい後半戦を糧にし、サイ・ヤング賞投票でトップ3に入るだろう」というものだった。
「2020年のカブスに関する10個の予想」と題された特集。記事では「2019年に19.3%の与四球率を最初の9先発登板で記録した後、ダルビッシュの直球への自身はついに高まることになった。彼曰く、健康面が改善されたおかげだそうだ。その球種で打者たちに挑むにつれて被本塁打率は上昇したものの、彼の持ち球がよりバランスよくなるにつれて、ダルビッシュは優れた投球をし始めた」とし、昨季後半、ダルビッシュが本来の姿を取り戻したと指摘した。
さらに「ダルビッシュはトミー・ホットビー投手コーチやマイク・ボーゼロ捕手コーチを更に信頼し始め、彼らから(ダルビッシュの)持ち球をもっと使うよう求められると、彼は耳を傾けた」とし、カーブやスプリットが威力を発揮し「ダルビッシュはついにカブス投手陣のエースとして浮上した」と言及している。
また、グラウンド内外でのカブスの居心地の良さもあるよう。「フィールド上や、そしておそらくフィールド外では更にそう言えるのであろうが、ダルビッシュは以前にも増してカブスの選手として心地良さを感じていた。それは明らかなことだった。シーズン中盤頃には、クラブハウスやツイッターで冗談を口にするようになった」と、ダルビッシュもチームに馴染んできたとしている。
今オフはゲリット・コールやスティーブン・ストラスバーグが超大型契約を結んだ。記事は「それにより、ダルビッシュの契約は突如として“格安”のように思える」という。果たしてダルビッシュはこれに沿う活躍を見せてくれるか。大いに期待したい。
(Full-Count編集部)