木浪&近本に続け! 馬場、福永ら若手投手に期待…阪神の20年超新星候補たち

阪神・齋藤友貴哉(左)と馬場皐輔【写真:荒川祐史】
阪神・齋藤友貴哉(左)と馬場皐輔【写真:荒川祐史】

馬場はウエスタン2位の防御率3.17、福永は44試合で被本塁打わずか1本

 2019年は怒涛の6連勝で3位に滑り込み、クライマックスシリーズに進出した阪神。特に新人の木浪、近本の“キナチカ”コンビの活躍が光った。一方、投手陣は2軍で結果を残した選手も……。2020年注目のブレークを期待する若手選手を取り上げたい。

○馬場皐輔投手(3年目・24歳)

 2017年ドラフト1位の右腕。多彩な変化球を武器にエース候補として期待されるが、プロ2年目の昨季は1軍では2試合の救援登板に終わった。一方でファームでは19試合に登板し、5勝7敗、ウエスタン2位の防御率3.17の好成績。今季は1軍の先発ローテーションに割って入りたい。

○尾仲祐哉投手(4年目・24歳)

 2016年ドラフト6位でDeNAに入団すると、2017年オフに国内FAで移籍した大和の人的補償として阪神に移籍した。プロ3年目の昨季は1軍では5登板に終わったが、ファームでは43試合に登板して防御率4.25の成績。42回1/3を投げてイニング数を上回る53三振を奪った。

○福永春吾投手(4年目・25歳)

 四国IL徳島から2016年ドラフト6位で入団。プロ3年目の昨季は中継ぎに配置転換され、ファームで11試合連続無失点をマークするなど躍動した。1軍では3登板で5失点に終わったが、ファームでは44試合に登板して1勝3敗7セーブ、防御率3.86。力強い速球を武器に被本塁打はわずか1本とブレークを期待させる。

○齋藤友貴哉投手(2年目・24歳)

 2018年ドラフト4位で入団。プロ1年目の昨季は1軍で1試合に登板し、3四球を出しながら2回無失点に抑えた。ファームでは33試合に登板して1勝2敗、防御率3.82、チームトップの8セーブをマークした。今季は33回で15四球を出した制球を改善して1軍定着を狙う。

○呂彦青投手(3年目・23歳)

 2018年に台湾体育運動大から加入。プロ2年目の昨季はファームで22試合に登板し、1勝7敗、防御率4.76の成績を残した。今季は4つの外国人枠を球団史上最多の8人で争うことになるが、熾烈な争いを制して初の1軍登板を目指す。

(Full-Count編集部)

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