広島菊池が超美技　微妙なタイミングでのアウトに阪神金本監督は怒りの表情

菊池の高い守備力だからこそ生まれた際どいシーンに

　広島の菊池涼介内野手が16日の阪神戦で美技を披露。一塁塁審の判定に金本知憲監督が怒りを露わにするシーンがあった。

　1-1の同点で迎えた終盤8回。先頭・糸原の打球がセンター方向に転がった。二塁手の名手・菊池が回り込んで掴むと、強肩を活かして一塁へ素早く送球。糸原が滑り込んだものの、微妙なタイミングでアウトとなった。

　この判定に金本監督は怒りの表情。ベンチから飛び出し、何事か口にしながら一塁塁審に詰め寄ろうとしたが、制止された。菊池が高い守備力を誇るからこそ生まれた際どいシーン。金本監督は最後まで納得のいかない表情だった。

　ただ、その後、阪神は好機で原口が勝ち越しタイムリー。終盤8回に貴重な1点をもぎ取った。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count