田中将大は「恐ろしい3、4番手」 米メディア、“351億円男”加入のヤ軍先発陣を分析
コールに加えて昨季をほぼ欠場したセベリーノも復帰「恐ろしい1、2番手」
投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約351億4500万円)でゲリット・コール投手と契約したヤンキース。米データ分析サイト「ファングラフス」は、この移籍が田中将大投手に好影響を与えるかもしれないと指摘している。
ヤンキースは昨季、エースのルイス・セベリーノ投手が故障でシーズンのほとんどを欠場したことから、田中が事実上の1番手として先発ローテーションを支えた。今季はコールに加えてセベリーノも復帰するため、記事では「球界にコールより明らかに優れている投手はおらず、セベリーノが健康であれば、ヤンキースのローテーションは恐ろしい1、2番手となる」と言及している。
コールとセベリーノがダブルエースとして活躍すれば、昨季11勝の田中と15勝のパクストンは、ローテーションで2つ後ろにスライドする。“エース級”の実績を持つ2投手がローテーションの後ろを投げることに「パクストンとマサヒロ・タナカは同様に恐ろしい3、4番手となる」と指摘している。
昨季は32試合に登板して11勝9敗、防御率4.45の成績で、6年連続2桁勝利を達成した田中。2009年以来の世界一を目指す今季は、さらなる活躍に期待がかかる。
(Full-Count編集部)