レッズ入り秋山が帰国、即自主トレ地の静岡へ 「明日から? やりたいですね」
前日8日に本拠地で入団会見を行った秋山「なるべく早く体を動かしたかった」
西武から海外FA権を行使し、レッズと3年2100万ドル(約22億7600万円)で契約した秋山翔吾外野手は9日に帰国し、会見を行った。
前日8日には本拠地での入団会見に出席していた秋山。レッズのユニホームに袖を通し「ようやくここまで来たなと」と実感を語った。シンシナティの街の様子も見てきたといい「チームの方も街の方も、いろんな方におめでとうと言ってもらった。いいチームに入れる。リバーサイドでいい球場で、街も静かで落ち着いたところだった」と好印象を抱いたようだ。
その喜びも束の間、「自主トレの日程を組んでいたので。なるべく早く体を動かしたかった。最短で1番いいかなと」と翌日に即帰国。「これから下田(静岡)に行く」と、アメリカから自主トレ地に直行する気合いの入れっぷりだ。
昨年オフには野球日本代表「侍ジャパン」に選出されるも、「プレミア12」の本戦を前に右足薬指の骨折で離脱。12月は抑えてトレーニングを行ったというが「トレーナーが(大丈夫と)判断したので、怖がらずやっていきたい」と意気込む。
スプリングトレーニング前までは日本でトレーニングを行うといい「明日から? やりたいですね」と早くも始動。レッズでは外野手3ポジションでの即戦力を期待されているが、その期待に応える準備をしていく。
(臼井杏奈 / Anna Usui)