中日の2013年ドラ1右腕がソフトB川崎を2三振斬り 6回1安打無失点の快投

1軍は先発投手が16試合連続で白星なしの中日、価値ある投球に

 中日の4年目右腕・鈴木翔太投手が、好アピールを見せた。20日のウエスタンリーグ・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)で先発し、6回をわずか1安打、無失点に封じた。

 初回、先頭で打席に立った前カブスの川崎を空振り三振に切ると、危なげなく3者凡退の立ち上がり。4回2死から、明石にこの日浴びた唯一の安打となる中前安打と、真砂への四球、暴投で二、三塁のピンチを招くも、塚田を左飛に取って無失点。6回で5三振、3打席凡退だった川崎からは、2つの三振を奪った。

 この日のソフトバンク打線は川崎をはじめ、明石、真砂、ジェンセン、城所といった1軍クラスの選手が名を連ねていただけに、価値のある投球だ。1軍は先発投手に16試合連続で白星がついていない中日。前日19日には、期待の2年目左腕の小笠原慎之介が同戦で3回9安打8失点でKOされていただけに、この日の2013年ドラ1右腕の好投は、いい収穫となったはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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