鷹・今宮、“スリム化ボディ”で故障無くす 3キロ減量「怪我のない1年にしたい」
「野菜を摂ることもそうだし、暴飲暴食をしないとか気にするようにしています」
ソフトバンクの今宮健太内野手が10日、北九州市内で行なっている自主トレを報道陣に公開した。チームメートの高田知季内野手、周東佑京内野手、川瀬晃内野手、楽天の村林一輝内野手らと共に守備練習、バッティングと約6時間に渡って汗を流した。
昨季は太もも裏の怪我で戦線を離脱した今宮。「昨年も怪我で練習出来ずにトレーニング量が減った。走る量も打つ量も増やしていきたい」と語る。秋季キャンプで工藤公康監督から授けられたトレーニングメニューを継続的に取り入れており「怪我しないことが第一のテーマですね」と明かした。
肉体改造にも取り組んできた。ここ数年、怪我に苦しめられコンディション維持の重要性を痛感。昨季までの78キロ前後だった体重から3キロほど減量し75キロ前後に。「去年は守備が散々だった。キレもなかった。重かったので」とスリム化を図った。
食生活も気にするようになった。「野菜を摂ることもそうだし、暴飲暴食をしないとか気にするようにしています」。今年で29歳、来年には30歳になる。体質の変化も感じるようで「太らない体質だったのに、太りだしたりするようになった」。コンディションの管理に気を配るようになった。
「チームとしては2年連続でリーグ優勝していない。個人的にはキャンプからアピールして開幕スタメンを勝ち取って、1年間1軍にいられるように怪我のない1年にしたいなと思います」と語った今宮。不動の遊撃手の存在が、ソフトバンクの3年ぶりリーグ優勝、4年連続日本一には不可欠だ。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)