鷹ドラ2海野、春季キャンプで千賀の“女房役”に立候補 「日本を代表する投手」
即戦力期待も「全部をレベルアップしないと」
ソフトバンクの新人合同自主トレが11日、筑後でスタート。ドラフト2位・海野隆司捕手は春季キャンプのブルペンで千賀の“女房役”に立候補した。
新人合同自主トレの初日を終えた海野は「やっと始まったという気持ちです」と振り返った。この日は土曜日とあって、筑後のファーム施設にはたくさんのファンが詰めかけた。地元テレビ各局を含む報道陣の数も多く、「大学のリーグ戦より人がいる」と驚くとともに「緊張は特にありませんでしたが、プロはこうして常に見られているんだなと思いました」と実感した様子。
海野はドラフト指名後に宮崎秋季キャンプを見学したが、春季キャンプの観客の多さは秋とは比べ物にならないほど多い。さらに場内を移動するたびにサインを求められる立場になる。そこで改めてソフトバンクの人気度とプロになった実感を味わうことになる。
2月1日から始まる春季キャンプのブルペンでは「全部の投手の球を受けてみたいです。特に千賀さんは日本を代表する投手ですからね」と捕球を楽しみにしつつ「足りない部分は全部です。全部をレベルアップしたい」と、まずは合同自主トレでしっかりと鍛え上げるつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)