【eBASEBALL】19年シーズンはロッテが激戦制し初優勝 オリックス、楽天がCS進出へ
初優勝のロッテ・下山主将「e交流戦で優勝したときよりも達成感がある」
「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース 第5節が11日、フジテレビ内特設ステージで行われ、パ・リーグの全順位が確定した。全21試合で12勝6敗3分けのロッテが初優勝を飾り、2位のオリックス、3位の楽天がそれぞれeクライマックスシリーズ進出を決めた。
昨年Bクラスに沈んだ3球団がそろって躍進だ。ロッテは第2節で首位に立つと、e交流戦で優勝し勢いに乗った。一時は楽天に首位を奪われたこともあったが、所属する4人の選手が全員シーズンを勝ち越しで終えるなど安定した成績で戦い抜き、昨季最下位から優勝まで上り詰めた。
シーズン全勝の絶対的エース・指宿を擁するオリックスは、最終戦に勝つか引き分けで逆転優勝の可能性があったが、力及ばず2位でフィニッシュ。3位には楽天が滑り込み、18日に行われるeクライマックスシリーズ出場への最後の切符をつかんだ。
初優勝のロッテ・下山主将は「e交流戦で優勝したときよりも達成感がある。やっと(日本一までの)中間地点に来ることができた」と胸をなでおろし、「ファンの皆さんの後押しがありがたかった」とファンの声援に感謝した。日本一になるために、まずはeクライマックスシリーズを突破する必要があるが、「CSに出れないチームの思いも乗せて戦いたい」と言葉に力を込めた。
2位・オリックス指宿主将 「厳しいシーズンであと1つというところまで行ったが、(優勝を)逃してしまった悔しさはみんな持っている。この悔しさをぶつけて日本一にのし上がりたい」
3位・楽天三輪主将 「ギリギリで3位に入れて涙が出るくらい嬉しかったが、涙を流すのはまだ先。ギアを上げて、燃え尽きようと思う」
(安藤かなみ / Kanami Ando)