38歳の鷹・和田は「バケモノ」 16歳下と同メニューこなす姿に後輩は驚愕
体幹トレーニングも坂道ダッシュも22歳と同じ量を消化「まだいける」
ソフトバンクの和田毅投手が12日、長崎市内で行う自主トレを報道陣に公開した。後輩の笠谷俊介投手、渡辺健史投手、ヤクルトの山田大樹投手と共に体幹トレーニングやキャッチボールなどで汗を流した。
現在38歳、春季キャンプ中の2月21日には39歳の誕生日を迎える和田。驚くべきは、若手たちにも負けないその体力だ。この日の練習メニューは22歳の笠谷や渡辺と全く同じメニューを消化。最後に行った長崎護国神社へと続く150メートルの坂道ダッシュも若手と同じ5本をこなした。
笠谷や渡辺も悲鳴をあげた坂道ダッシュだが、5本を走り終えた和田は「まだいける。若い時はもっと走れたのに」と余裕の笑み。練習後には「今年は動けている感じがあります。今年は若い子と同じメニューをやれていますし、基本的に全部やれている。去年より状態は良い」と、状態の良さを口にした。
38歳の底抜けの体力に16歳下の2人も驚くしかない。和田の下に“弟子入り”して4年目になる笠谷は「坂道ダッシュをしている時にも改めて体力が凄いな、と思いました。全てがバケモノですね。体力お化けです。同じメニューができることが凄いし、体は強いし、体のことを理解している。話しているだけでもタメになる」と苦笑いだった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)