上原&田澤のレッドソックスが来季世界一の大本命に急浮上!?
積極補強でブックメーカーのオッズがトップに
上原浩治投手と田澤純一投手の所属するレッドソックスが、今オフの超大型補強の効果で、早くもワールドシリーズ制覇の大本命となった。米大手ブックメーカーの「BOVADA」が来季のMLBオッズを発表し、今季はア・リーグ東地区最下位に終わったレッドソックスが、ドジャースと並び9倍でトップとなっている。
昨季のワールドシリーズ覇者は今オフ、王座奪回に向けて最も積極的な動きを見せている。シーズン終了直後には、フリーエージェント(FA)となった上原と2年1800万ドル(約21億円)で契約を延長。さらには、今年のワールドシリーズ制覇の原動力となったジャイアンツの「カンフー・パンダ」ことパブロ・サンドバル三塁手とドジャーズのハンリー・ラミレス遊撃手というFA市場の目玉打者2人を獲得した。
今季途中にアスレチックスにトレードで放出し、FAとなった元エースの左腕ジョン・レスター投手の争奪戦にも参戦しており、オーナーサイドは更なる出費を続ける方針を明らかにしている。
大補強で下馬評では一気に優勝候補本命にV字回復したレッドソックス、来季も充実した戦力を誇るドジャースに続くのは、ナショナルズの10倍。ア・リーグの強豪で、いずれも今季は地区優勝を果たしたタイガースとエンゼルスは4位タイの13倍で並んでいる。