メジャーよりも日本球界を選択か 田中将大らの元同僚投手が日本球界でのプレーを検討
メジャー76勝左腕が日本球界への挑戦を模索
ヤンキースとの契約が満了となり、フリーエジェント(FA)となったクリス・カプアーノ投手が来季、日本球界でプレーすることを検討している。MLBネットワークラジオに出演した左腕は、今秋の日米野球に参加以降、自身の中で高まっている日本への愛情を明かした。
日本プロ野球への挑戦の可能性について質問されたカプアーノは「それは事実。06年から興味をそそられていた。私たちは検討している」と語っている。
昨季途中にロッキーズからヤンキースに加入した左腕は12試合に先発。2勝3敗、防御率4・25という成績で、右肘靭帯部分断裂で戦線離脱した田中将大投手ら故障者続出の先発ローテーションの穴を埋めた。
今季開幕直後で所属したレッドソックスでは中継ぎの役割も担い、1勝1敗4ホールド、防御率4・55。2003年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューを果たして以降、メジャー通算76勝87敗、防御率4・28という成績を残している。