ジーター氏ら投資家Gがマーリンズ1440億円買収で基本合意、米複数メディア報道
イチロー外野手、田澤純一投手らが所属するマーリンズのジェフ・ローリアオーナーが元ヤンキースのデレク・ジーター氏らを含む投資家グループに球団売却をすることで基本合意したと米複数メディアが報じた。地元紙「マイアミ・ヘラルド」は売却額が13億ドル(約1443億円)となると伝えている。
球団売却の可能性が浮上したマーリンズに関し、強い関心を持っていることを伝えられていたジーター氏。ここにきて話がさらに進み、マーリンズのローリアオーナーとジーター氏や元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏ら投資家グループが基本合意に達したと米複数メディアが伝えた。
「マイアミ・ヘラルド」は「マイアミ・マーリンズは、前フロリダ州知事のジェブ・ブッシュと、前ニューヨーク・ヤンキースのスター選手であるデレク・ジーターらが率いるグループに、球団を売却することに大筋で合意した。 関係者によると、ブッシュのグループは同球団に13億ドルの支払いに同意したという」とレポート。また、同グループには最低でも5人の投資家が含まれていると伝えている。
現役時代、ヤンキースで強烈な輝きを放ったジーター氏だけに影響力も大きい。交渉が明るみになった際は、現役時代ヤンキースで主将を務めたマーリンズのドン・マッティングリー監督も「いつも彼はそのこと(球団経営にかかわること)について話していた」、「彼は(オーナーとして)素晴らしいと思う。ジーターは、彼が行おうとすることすべてにおいて、非常に優れているように思える」と話していた。その動きに今後も大きな注目が集まりそうだ。