9連敗中の日ハム、村田が先発も…毎回走者背負う投球、4回90球4失点でKO

初回に4失点と炎上、今季2度目の先発マウンドも無念降板

 日本ハムの村田透投手が、4回4失点でKOされた。26日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。9連敗中と苦しいチーム状況の中で先発マウンドを託されたが、期待に応えることはできなかった。

 初回、いきなり炎上した。1死から今宮に先制ソロを被弾すると、1死二塁から内川に左前適時打。さらに続くデスパイネには左中間スタンドへの3ランを浴びた。一挙に4点を失った。

 吉井投手コーチは「ブルペンでは低めにビシビシ行っていたし、調子は悪くないんだと思う。ただ、やっぱり緊張するのかな、試合に入ってからなかなか押さえ切れないように見える。低めのボールでゴロを打たせるピッチャーだから、とにかく低めに集めること」と立て直しに期待したが、2回以降も毎回走者を背負う苦しい投球が続く。

 4回には味方の失策に加え、連続四球で2死満塁のピンチを背負った。何とか無失点に切り抜けたが、4回で90球に達し、5回からは榎下にマウンドを譲った。

 今季2度目の先発マウンドとなった村田だが、4回6安打5四球で4失点。チームに流れを引き寄せることはできず、無念の降板となった。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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