中村奨、ドラ1森下ら新人3人が抜擢…キャンプ1軍に入った人、漏れた人【広島編】
中村奨、小園、森下と2017年からのドラフト1位3人が1軍キャンプに揃う
球春到来まで、あと10日ほど。いよいよ12球団がキャンプインを迎える2月1日が迫ってきた。各球団のキャンプの組み分けが徐々に発表され始めた。今季も1軍に抜擢された期待の若手がいる一方で、2軍でキャンプをスタートさせる主力や中堅、ベテラン選手もいる。
実績ある選手の場合、2軍スタートはマイペース調整を許可されている証。対照的に、近年結果が出ていない選手の場合は競争を勝ち抜き、1軍への挑戦権を掴まなければいけないということになる。
ここでは各球団のキャンプの組み分けを検証。1軍に抜擢された期待の若手、2軍スタートとなった主な中堅、ベテラン選手を紹介する。
今回は広島編だ。
昨季は4年連続のリーグ優勝を逃し、4位でクライマックスシリーズ進出を逃した広島。緒方孝市監督が退任し、佐々岡真司新監督の下で新たなスタートを切る。
宮崎・日南市でキャンプインする1軍には3人のルーキーが抜擢された。最注目はやはり即戦力右腕として期待の高いドラフト1位の森下暢仁投手。明大時代に残してきた実績は折り紙付きで、1年目からローテ候補の1人となるだろ。キャンプでどれだけ実力の片鱗を見せてくれるか、楽しみだ。
2位の宇草孔基外野手、5位の石原貴規捕手も1軍でプロで初めてのキャンプをスタートさせる。また、2017年のドラフト1位で今季が3年目となる中村奨成捕手も1軍に抜擢。2018年のドラフト1位の小園海斗内野手と、2017年から2019年の1位指名選手が1軍に顔を揃える。
一方で、沖縄市でキャンプインする2軍には今村猛投手、中崎翔太投手、菊池涼介内野手、長野久義外野手らと豪華な顔ぶれが。メジャー挑戦を断念しチームに残留した菊池涼ら、彼らはチームに不可欠な面々で、温暖な沖縄でマイペースで調整を進めていくことになるだろう。
(Full-Count編集部)