メッツ、新監督にルイス・ロハス氏が就任へ 2年契約、複数の米メディア伝える
前監督のベルトラン氏はアストロズのサイン盗みの“首謀者”とされ1試合も指揮せず退任
サイン盗み疑惑の余波でカルロス・ベルトラン監督を解任していたメッツの新監督にルイス・ロハス氏が就任することが分かった。複数の米メディアが伝えている。
ベルトラン氏はプエルトリコ出身。1998年にメジャーデビューを果たすと、2586試合に出場し、435本塁打を放った。オールスター出場9回を誇ったスター選手で2017年に引退していた。昨年11月にメッツの新監督に就任したが、サイン盗みの“首謀者”の1人とされ1試合も指揮を執ることなく解任されていた。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「メッツは監督にルイス・ロハスを任命する」と新監督の就任を速報。記事では前監督のベルトラン氏が監督に就任する以前から球団はロハス氏と面談を行っていたことを言及。
また、米メディア「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者も自身のツイッターで「ロハスはメッツと2年契約となり、加えて球団オプションも付いている」と、ロハス新監督は2年契約になることを伝えている。
ドミニカ共和国出身のロハス氏は、最多安打のタイトルを2度獲得し、通算2000本安打も達成した名プレーヤーのフェリペ・アルーの息子。選手時代にはメジャー経験はないものの、2011年からの8年間でメッツ傘下のマイナーチームで指揮を執っていた。
(Full-Count編集部)