西武・炭谷が難病と闘う子供と家族を試合に招待「僕も元気をもらいます」

今シーズンは3回招待の予定「お互いに思い出に残る1日になるように」

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参加した子どもとキャッチボールする炭谷銀仁朗【写真:上岡真里江】

 西武の選手会長・炭谷銀仁朗捕手が30日、本拠地でのロッテ戦に『難病と闘う子どもとそのご家族』(7組20名)を招待し、試合前に交流を深めた。

 この活動を始めて、今年で3年目になる。今回は、参加者の子どもたちから寄せられた「キャッチボールがしたい」という願いを叶えた。わずかな時間ではあったが、真剣にボールを投げ、受けようとする子供たちの姿に、炭谷も笑顔。「頑張ってるみなさんを招待することで、僕も元気をもらいますし、野球を頑張ろうという気持ちになるので、僕自身が助かっています」と、心温まるひとときとなったようだ。

 今回だけにとどまらず、今シーズン中に同様の子供たちを3回招待する予定だ。「どんな形であれ、精一杯戦うことで、心に響いてくれたらなと思います。今日がお互いに思い出に残る1日になるように、僕も元気を与えられるように頑張ります」と、今後も精力的に活動することを誓った。

【了】

上岡真里江●文 text by Marie Kamioka

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