ヤクルトがシーソーゲーム制して2連勝 ドラ2星が6回2失点の力投
8回に坂口が値千金の二塁タイムリー内野安打
ヤクルトは30日、本拠地での巨人戦に3-2で勝利し、2連勝で4月を締めた。
この日、先発のマウンドに上がったのは、ドラフト2位ルーキーの星。初回に2死満塁のピンチを作ったが、石川を三ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。味方打線が1点先制した直後の2回は3者凡退とするも、3回に自らの牽制悪送球や味方失策が絡み、同点に追いつかれる。
さらに4回1死二塁から小林に勝ち越しタイムリーをレフトへ運ばれ、逆転を許したが、5回と6回を連続で3者凡退とすると、味方打線が奮起。6回に1死一、二塁からバレンティンの適時打で同点に追いついた。
7回を2番手ルーキが無失点で抑えると、その裏に1死一、三塁の好機で坂口が二塁へタイムリー内野安打。最後は石山、秋吉が無失点でつなぎ、3-2で勝利。チームは今季10勝目を飾って、4月を終えた。
一方の巨人は、先発・内海が6回2安打2失点と力投するも、打線が援護しきれず。2連敗となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count