メジャーで衝撃の始球式! マウンド上で日本人バレリーナが華麗に舞う
ワシントンバレエ団の日本人初バレリーナ、大貫真希さん
神スイングの稲村亜美が自己最速を狙って本格派始球式をしたり、タレント柳沢慎吾が高校野球の名場面を再現しながら日本一長い始球式をしたり、日本プロ野球界でもさまざまなスタイルの始球式が行われているが、海の向こうメジャーでは“芸術”と融合させた新しいスタイルの始球式が登場した。MLB公式サイトが動画を紹介している。
衝撃の始球式が行われたのは、29日(日本時間30日)ナショナルズ本拠地でのメッツ戦。始球式のマウンドに上がったのは、ワシントンバレエ団に日本人初バレリーナとして入団し、バレエ団を代表するプリンシパルダンサーとして活躍する大貫真希さん。チュチュを身にまとった大貫さんは、チュチュにちなんだ背番号「2-2」がついたナショナルズのジャージ姿で登場。セットポジションから左脚を大きく上げ、ボールを投げるかと思いきや、そのままターンして華麗なバレエを踊り始めた。
マウンド上から大きく4度ジャンプする最中には、ダンスが躍動感あふれるあまりに履いていた靴が脱げるハプニングも発生。だが、捕手役を務めたグローバー投手の約2メートル手前に華麗に降り立つと、力強くアンダースローで投球した。
あまりに華麗すぎる始球式に驚いたのか、アンダースローから繰り出された力強い投球に驚いたのか、グローバーはボールを後ろへ逸らしてしまった。
これまでの常識を覆す新スタイルの始球式は、ツイッター上でも大きな話題に。「これは最高」「史上最高の始球式」など熱いコメントが寄せられた。