サイン盗みで恨み節… 2018年球宴逃したロイヤルズ二塁手「アルトゥーべに奪われた」
「僕は自分がオールスターだったと考えるよ。アルトゥーベに奪われた」
MLBを揺るがしているアストロズのサイン盗み。ヒンチ監督、レッドソックスのコーラ監督、メッツのベルトラン監督と3人の監督が解任となり、その波紋はまだ収まっていない。
関与した選手たちに一切の処分がないことには、他球団の選手たちから怒りの声も出ている。ロイヤルズのウィット・メリフィールド内野手は米メディアに対し、サイン盗みへの苦言を呈している。
米ラジオ番組でインタビューに答えたメリフィールド。デーブ・オー氏のインタビューに対し「2018年に関しては、アストロズについて明らかになったことにより、僕は自分がオールスターだったと考えるよ。アルトゥーベに奪われたんだからね」と答えている。
2018年に打率.304、12本塁打60打点をマークしたメリフィールド。192安打、45盗塁でタイトルを獲得したが、オールスターには選ばれなかった。その年、二塁手で選出されたのが、アストロズのホセ・アルトゥーべ内野手。サイン盗みによって成績が向上していたという疑惑から、メリフィールドは恨み節だった。
(Full-Count編集部)