“サイン盗み”のアストロズ、新監督候補にエ軍前指揮官のオースマス氏が浮上

昨年はエンゼルスを指揮し72勝90敗と結果が出ず2年契約を残して解任

　米球界を揺るがせた一連のサイン盗み騒動でAJ・ヒンチ監督やジェフ・ルーノーGMが解任されたアストロズ。前エンゼルス監督のブラッド・オースマス氏が新監督候補に挙がっていることが分かった。複数の米メディアが伝えている。

　第一報を伝えたのは、MLBネットワークでアストロズの番記者を務めるブライアン・マクタガート氏だった。「オースマスは、アストロズの次期監督候補の中に入っている。捕手としてアストロズで10年間プレーしたオースマスは、面談を受けるために現在ヒューストンにいる」と自身のツイッターで明かしている。

　またMLB公式サイトも「アストロズが監督候補としてオースマスと面談する」との見出しで、アストロズの新監督候補を伝えている。記事では米球界関係者の話を総合し「ヒューストンで馴染みのある顔が、アストロズの監督探しに登場した」と言及し、現役時代にアストロズでもプレーしたオースマス氏を紹介している。また、アストロズはベンチコーチのジョー・エスパーダ氏とも面談を終えているようで、監督選びは最終段階に入っているようだ。

　オースマス氏は昨年、エンゼルスのGM特別補佐を経て監督に就任、就任1年目で72勝90敗と結果が出ず2年契約を残して解任されていた。

（Full-Count編集部）