イチローが13打席ぶり快音で勝利に貢献 通算3035安打で24位まで「18」
9回2死には華麗なスライディングキャッチ披露で試合を締める
マーリンズのイチロー外野手は3日(日本時間4日)、敵地でのレイズ戦に「9番・右翼」で先発。第3打席に右前打を放ち、13打席ぶりにヒットを記録。メジャー通算3035安打、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まで「18」とした。チームは10-6で勝利した。
11試合ぶり今季5度目のスタメンに名を連ねたイチローは、2点を追う6回無死一、二塁の場面で迎えた第3打席に、レイズ2番手プルートがカウント2-1から投じた4球目外角ツーシームを捉えた。ライト前に弾き返された打球は10試合ぶりの安打となった。
第1打席は四球、第2打席は二ゴロ、第4打席は一ゴロ、第5打席は左飛。4打数1安打で打率は.152となった。
イチローは9回守備にはライト線付近浅めの位置に高々と上がったフライを滑り込みながら好捕。第4打席にはビデオ判定でアウトになったものの華麗な走塁で沸かせるなど、久しぶりのスタメン出場で存在感を見せつけた。
チームは3点を先制されるも、中盤に打線が爆発。17安打10得点でレイズを10-6で退け、連敗を2で止めた。田澤純一投手の登板はなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count