広島が中日・又吉から4得点 先制許した直後に同点に追いつく
両リーグ唯一防御率0点台だった又吉に襲いかかる
広島打線が4回、爆発した。4日に本拠地で行われた中日戦。4回表にビシエド、ゲレーロ両外国人選手のバットで4点を先制されたが、直後の攻撃で取り戻した。
中日の先発は、この日まで両リーグ先発で唯一となる防御率0.88を誇っていた又吉。4点のリードを得て盤石に見えた右腕だったが、広島打線が襲いかかった。
4回裏。まずは先頭の丸がバックスクリーンに飛び込む特大アーチを放つと、続く鈴木は四球。安部の右前打で鈴木が三塁を目指したが走塁死し、1死一塁となる。すると西川がセンターへタイムリー二塁打で1点を追加。野間が四球で一、二塁とすると、前日今季1号を放った會澤がセンターへ適時打。大瀬良がバント安打で満塁とすると、田中がセンターへ犠飛を放ち、この回一挙4点の猛攻で試合を振り出しに戻した。
今季は難攻不落と思われた中日・又吉だが、小さなチャンスを見逃さない広島打線に捕まった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count