5月は初3連勝で発進 “反撃”始めた日ハム栗山監督「まだまだ」「まだまだ」

好投で2勝目の加藤&7号のレアードを称賛も「もっともっとがむしゃらに」

 日本ハムは4日、本拠地でのロッテ戦に6-4で勝利した。先発・加藤が7回102球5安打無失点の快投で2勝目(1敗)。打線はレアードの7号先制3ランなどで6点を奪取。救援陣が8回に4点を失ったが、最後は守護神・増井が締めて逃げ切った。

 3・4月は6勝19敗の借金13と苦しんだが、5月は今季初の3連勝でスタート。栗山英樹監督は試合後に加藤、レアードらを称えつつ、チーム全体については「まだまだ」と繰り返し、反撃に向けて「もっともっとがむしゃらに」と気持ちを入れ直した。

――加藤投手について。

「キャンプのブルペンの感じを思い出してながら見ていました。ボールは強くなってきたし、怖がらずにしっかり腕を振る感じ、今年なんとかしようという感じがそのまま出ていた。この前といい、きょうといい、しっかり投げていると思います」

――レアード選手が一発で試合を決めた。

「状態が上がってきている。なかなか(大ファウルの後に本塁打を)打ち直すのは難しいんですけど、レアードはああいうのが結構あって、本当に状態が上がっていると思います。ただ、野球は打つだけじゃないので、まだまだしっかりやっていきます」

――大量リード後の失点について。

「元々、チームが苦しい状況になっていった理由をみんなわかっていると思う。まだまだ、できることをしっかりやっていかなきゃいけない。やりなさいというこうことだと思う。しっかり受け止めて、まだまだつぶしきれてないということだと思うので、あすからしっかりやります」

――5月負けなしで次はビジター。次への意気込みを。

「本当にここから。慌てる時期ではないので、一つ一つ必死になって、もっともっとがむしゃらに、もっと一生懸命に、我々を含めてしっかりやっていきます」 

【了】

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

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