第5回WBCの出場国「16」から「20」に拡大 台湾は予選回避、ドイツやパナマに可能性

プレミア12で優勝した侍ジャパン【写真:荒川祐史】
プレミア12で優勝した侍ジャパン【写真:荒川祐史】

前回大会で最下位のメキシコ、台湾、カナダ、中国は増枠によって予選回避

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は28日(日本時間29日)、2021年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の概要を発表。出場国が「16」から「20」に拡大され、メジャーにスター選手を輩出しているパナマやドイツなど12か国が予選で増枠された4枠を争う。

 WBSCの公式ホームページによると、前回大会に出場した16か国は本選にストレート出場。第1ラウンドで最下位だったメキシコ、チャイニーズ・タイペイ、カナダ、中国も予選降格にならず、本選に進めることとなった。また、残りの4枠は12か国で争うことも発表。3月にアリゾナ州ツーソンで6か国ずつの2つのプールに分けて行い、各プールの上位2か国が出場権を獲得する。

○プール1(3月12~17日)
ブラジル、フランス、ドイツ、ニカラグア、パキスタン、南アフリカ

○プール2(3月20~25日)
チェコ、イギリス、ニュージーランド、パナマ、フィリピン、スペイン

 今回の増枠によって、ツインズで昨季36本塁打のマックス・ケプラー外野手を輩出したドイツやマリアーノ・リベラ氏の出身国として有名なパナマ、多くのメジャーリーガーを送り込んでいる野球熱の高いニカラグアなどの本選出場の可能性が高まることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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