マイコラス、日本での経験から韓国人左腕のサポート約束「喜んで手を差し伸べる」
メジャー復帰の18年には最多勝、日本で学んだのは「ストライクを投げること」
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が、同僚となる韓国人左腕キム・グァンヒョン投手のサポートを約束した。地元ラジオ局「KMOX」のインタビューで、ポスティングシステム(入札制度)を利用して海外初挑戦となる左腕について聞かれ、日本での経験について答えている。
日本での生活について聞かれたマイコラスは「ジャイアンツは素晴らしい通訳をつけてくれた」と不便はなかった返答。一方で「言葉の分からない外国でプレーすることは難しい。KK(キム・グァンヒョン)が助けを必要としていたら、喜んで手を差し伸べるよ」と頼もしい言葉を残している。
また、日本とアメリカの野球の違いについても言及。「(アメリカより)もう少しスモールベースボールだったね。コンタクト重視だった」とインタビューに答え、「日本で学んだことの1つはストライクを投げること、ストライクゾーンを広く使うことだった。ファウルにならないと思った球がファウルになった。イライラするから精度を上げなければならなかった」と語っている。
「それがMLBでも生かされたと思うよ」と話したマイコラスは、メジャー復帰を果たした2018年に18勝4敗、防御率2.83の活躍で最多勝を獲得。200回2/3を投げ、146奪三振、29四球と圧倒的な制球力を誇った。同オフには4年総額6800万ドル(約74億円)での契約延長を勝ち取っている。
(Full-Count編集部)