鷹ドラ2海野、“初ブルペン”で38歳和田の投球をド緊張捕球 「認められるように…」
昨季新人王、高橋礼の投球に驚嘆「スゲーなと思いました」
ソフトバンクのドラフト2位ルーキー海野隆司捕手(東海大)が宮崎キャンプ初日の1日、ブルペンで“プロ捕手デビュー”を飾った。最初に受けた投手はベテランの和田毅投手だった。
初めての春季キャンプで念願のブルペンへ。甲斐拓也捕手らと並んでA組投手陣の球を受けた。「まず緊張したのが一番。最初はずっと周りを気にしました」という海野。ほかの捕手が次々と投手と組んで捕球を始める中、海野の相手だけがなかなか現れない。そんな中、登場したのが38歳の和田だった。
立ったまま捕球した後、座って受けた27球。いい捕球音を出してキャッチするのも捕手としての役目だが「それどころじゃなかったです」と苦笑。和田は投球後「いい感じで受けてもらった」と海野の捕球に合格点を与えたが「それはお世辞じゃないですか」と自虐的に語った。
続いて高橋礼の投球も受け「アンダースローであんな速いの見たことないです。スゲーなと思いました」と昨季新人王の投球に感動。「もっと投手に認められるように」と2日目以降もプロ捕手としての修業に邁進する。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)