イエリッチの脚違和感でイチロー今季初「中堅」先発、「軽症」と報道も…
マッティングリー監督は「念のため」と強調
マーリンズのイチロー外野手は6日(日本時間7日)、敵地でのメッツ戦で今季初めて「センター」で先発した。正中堅手のイエリッチが太もも裏に違和感を感じたための措置だと、球団公式サイトが伝えている。
記事によれば、イエリッチは5日(同6日)メッツ戦の試合前に、太もも裏に少し違和感を感じたものの、そのまま試合に出場。大怪我につながることもなく試合を終えたが、翌日になっても症状が変わらないため、休養日を与えられたという。マッティングリー監督は7日(同8日)には先発する予定であるとし「今日無理にプレーさせる価値はない」と話したそうだ。
だが、万が一イエリッチの脚の状態が芳しくないようならば、イチローが中堅手として出場する機会が増えることになりそうだ。マーリンズにはイエリッチの他、スタントン、オズナと鉄壁の外野陣が控えるため、背番号51は“第4の外野手”としてベンチスタートが多いが、3人ともに怪我が多い傾向にある。そのため、イチローは2015年には89試合で先発、2016年には62試合で先発出場した。
今季はここまで4試合の先発に止まっているイチローだが、場合によっては先発する機会が増えるかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count