上原浩治、メジャー記録48三振に“貢献” “48分の1”に「まぁまぁ嬉しいやん」
メジャー記録両軍48三振の試合で1奪三振、「自分も仲間に入ってるなぁ」
カブスの上原浩治投手が、MLB新記録の誕生に“貢献”したことを喜んでいる。7日(日本時間8日)の本拠地ヤンキース戦で、両軍合わせて48三振というメジャー記録が誕生。上原は延長12回に5番手でマウンドに上がり、1回無安打無失点で、“48分の1”となる1奪三振を記録していた。
この試合で、チームは延長18回、6時間5分の大熱戦の末に4-5で敗戦してヤンキースに3連敗。自身のブログを更新した上原は「疲れた…その一言に尽きますね。初戦の嫌な負け方から、ズルズルきた感じでの三連敗。なかなか投打が噛み合わない (^^;; いまが一番悪いチーム状態ってことにしよう」と敗戦のショックを隠せず、「延長18回…。初めての経験かも」と綴った。
一方で、上原は「両チームの三振数がメジャー記録だとか…」とし、「自分も一つ取ったから仲間に入ってるなぁ。まぁまぁ嬉しいやん (^-^)」とも明かした。延長12回、右腕は先頭のグレゴリアスを一ゴロに仕留めると、ヘドリーはシュワーバーの美技で左邪飛。そして、3人目のロマインは1ボール2ストライクから高めへの87マイル(約140キロ)の直球で空振り三振に仕留めていた。
敗れたとはいえ、3点を追う9回には元カブスのヤンキース守護神チャップマンから3点を奪い、延長戦に持ち込んだカブス。上原は「三点負けてて、相手はクローザーのチャップマン。正直、諦めてた部分はあったかも…。でもやっぱり、終了って言うまで何が起きるか分からない、って改めて思った試合。どんなに凄いピッチャーでも、完璧はないってことでもあるね」と、改めて諦めないことの大切さを痛感した様子。好調なヤンキース打線を称えつつ、「NEW DAY !! コツコツ頑張っていこう」と前向きに締めくくっていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count