日ハム、5月は5連勝の後に2連敗 栗山監督「とにかく何とか前に進むように」
「無理して出てもらった」近藤が負傷から復帰で3出塁も…
日本ハムは9日、本拠地での西武戦に2-7で完敗した。先発の高梨裕稔投手が5回9安打5失点と乱調。打線は中田の先制打、大野のソロ本塁打で立ち上がりに2点を先制したが、その後は西武投手陣の前に沈黙した。
5日のオリックス戦で右膝に死球を受けて2試合を欠場していた近藤が「3番・DH」で3試合ぶりに先発出場。3出塁と奮闘したが、5月は5連勝の後に2連敗となり、栗山英樹監督は「何とか前に進む」と話した。
――けがから復帰した近藤選手が1安打2四球と3度出塁し、初回には一塁から三塁へ激走した。
「無理して出てもらった。一生懸命やったと思います」
――岡選手の状態はどう映ったか。
「きょう試合ではあまり良くなかったですけど、状態は上がっている」
――先発の高梨投手、2回までは良かったように見えたが。
「結果がすべてなので。その中で何よりも前に進めることが大切」
――早い回から石川投手ら勝ちパターンの投手を投入した。
「ベンチにいるのはほとんど勝ちパターンの形なので」
――あすに向けて。
「とにかく何とか前に進むように、あしたも頑張ります」
【了】
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa