オリックス金子、8回2失点の好投も…ソフトB千賀に投げ負け「来週も当たる」
今季7試合目で初黒星、「借りを返すチャンスがある」
オリックスの金子千尋投手が、今季7試合目で初黒星を喫した。9日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で8回を投げて6安打2失点の好投も、味方の援護に恵まれなかった。
2回、先頭の内川に内角低めへ投じた難しい真っすぐを左翼席へと運ばれる先制のソロ。味方が同点に追いついた後の5回には先頭の松田にソロを浴び「取られてはいけないところで取られてしまった。そういうところでしっかり投げられなかったのが実力の無さ」と試合後は反省の弁。それでも、2本のソロ以外で三塁を踏ませず。4回2死一、二塁では中村晃を左飛、7回2死二塁では甲斐を空振り三振と粘りの投球で、8回を109球で投げ抜いた。
「チームに負けをつけられないと思っている。負けてしまって、その期待を裏切った」という右腕。ソフトバンクとは次週も本拠地・京セラドームで対戦が組まれており「来週も当たる。借りを返すチャンスがあるので、しっかり投げたい」とリベンジを誓っていた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani