前田健太獲得のツインズを米記者称賛 「大賛成だ。ローテーションを安定させる」
米データサイトのライター、MLB公式番記者が前田獲得を称賛している
ドジャースの前田健太投手がツインズに電撃移籍すると4日(日本時間5日)に米メディアが報じた。ドジャース在籍4年間で計137試合(先発103試合)に登板して47勝35敗、防御率3.87。チーム事情に応じて救援に回るなど、献身的な働きをしてきた。米記者はツイッターで前田を獲得したツインズを称賛している。
米データ分析サイト「ファングラフス」のライター、デヴァン・フィンクさんは「正直に言うけど、ツインズがケンタ・マエダを獲得したことには大賛成だ。(マエダは)ツインズのローテーションを安定させる。今年の終わりまでには、そのローテーションは、ベイリー、ベリオス、ヒル、マエダ、オドリッジ、ピネダの6人の組み合わせになるだろう」と綴った。
またMLB公式のツインズ番記者ドゥーヒョウング・パークさんは、こうツイートしている。「(MLB公式サイトの)マーク・フェインサンドによると、ケンタ・マエダがミネソタ・ツインズへ、そして、ブラスダー・グラテロルが、レッドソックスへ行くということだ。ツインズは、安定した先発投手が現在必要だった。マエダは、しっかりとしたプレーオフの経験を、コストがコントールされた長期の契約で、(ツインズに)もたらしてくれる」。
昨季ア・リーグ中地区を制したツインズ。フィンクさんによると、前田は先発が見込まれ、ローテーションはホーマー・ベイリー、リッチ・ヒル、ホセ・ベリオス、ジェーク・オドリッジ、マイケル・ピネダの6人の組み合わせとなると予測。ヒルは左肘手術、昨季ドーピング違反で出場停止処分を科されたピネダはシーズン序盤は出場できないため、前田にかかる期待は大きい。
米メディアによると、ツインズとドジャース、レッドソックスの3球団で三角トレードが成立。前田はドジャースからツインズへ。ドジャースはレッドソックスから2018年MVPのムーキー・ベッツ外野手、通算150勝左腕デビッド・プライスを獲得し、レッドソックスはドジャースから23歳のアレックス・ベルドゥーゴ外野手、ツインズから21歳の右腕ブラスダー・グラテロル投手を獲得するという。
メジャー5年目を新天地で迎える前田。ツインズで先発として更なる輝きを放つか。注目の1年となる。
(Full-Count編集部)