オリ松葉、1か月ぶり白星へ―ソフトB打線には「ストライクゾーンで大胆に」
今季初対戦のソフトBはデスパ加入で「強力な打線がもっと強力に」
オリックスの松葉貴大投手が、1か月ぶりの白星をかけて先発する。10日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で先発予定の左腕は9日、敵地でキャッチボールなどで調整し「いつも通り、自分らしくストライクゾーンの中で大胆に勝負していきたいと思います。投げたイニングは全部ゼロで抑えるという気持ちでマウンドに上がっているので、1点もやらない気持ちで明日もしっかり投げたい」と意気込んだ。
今季は、今季初先発だった4月5日の西武戦(メットライフ)で8回無失点と好投して白星を掴んでから、3試合連続で白星から見放されている。ソフトバンクとは今季初対戦。昨季の打線に、ロッテからデスパイネが加わり「1番はホームランですね、気をつけないといけないのは。元々、強力な打線がもっと強力になった。逆に単打オーケーくらいの気持ちで割り切って投げたい。ホームランを気をつけようという気持ちから四球が多くならないように」と勝負のポイントを語った。
昨季はソフトバンク戦はリリーフで2試合に投げて白星なし。防御率5.68と苦戦した。2015年5月19日の対戦(北九州)以来のソフトバンク戦の勝利を狙う。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani