ソフトB東浜、7回途中2失点の粘投 降板に「反省」も…「最低限の仕事」
チームは延長戦の末に勝利も、自身に白星はつかず「7回までは投げたかった」
ソフトバンクの東浜巨投手は、7回途中2失点と粘りの投球だった。先発した10日のオリックス戦(ヤフオクD)。1点を先制した直後の3回に味方のミスが絡んで失点し、試合は振り出しに。同点の5回には甘く入った高速シンカーを、駿太に右翼席に運ばれ「2点目はもったいなかった。失投を打たれた」と反省した。
7回まで続投したが、1死から四球と左前安打で一、三塁のピンチを招いたところで降板。「7回までは投げたかった。僕がピンチを広げてしまった。そこは反省ですね」。リリーフした森がピンチを脱し、救われた。
6回1/3を投げ、5安打2失点。白星はつかず、自身4戦連続勝利は逃したが、チームは延長戦の末に勝利を掴み「最低限の仕事をやることは考えてやっている。今日はチームが勝ったので、次につながる。(状態は)悪くなかった。やる中でいい、悪いは出てくる。その時にうまく修正できたらいい」と話していた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukut