快投の前田健太が“MVP”選出 ド軍主砲も称賛「マエケンは集中してた!」
パイレーツ戦で9回途中2失点の好投見せた前田
10日(日本時間11日)の本拠地パイレーツ戦で今季3勝目を挙げたドジャースの前田健太投手。8回1/3を5安打無四球5奪三振2失点と好投し、チームの5連勝に貢献した。9回にセルベリに2ランを被弾するまで、自身メジャー初の完封ペースだった日本人右腕は、試合後、球団公式ツイッターによるMVP投票で最多得票を獲得。同僚からも「マエケンは今夜集中していた!」と評価されている。
この日の前田は今季自己最多の104球を投じ、完封まであと一歩という好投を見せた。無失点で迎えた9回先頭ハリソンにレフト前ヒットを許すと、続くセルベリに痛恨の2ランを浴びたが、続く強打者マカッチェンからこの日5つ目の三振を奪うと降板。8回1/3は自身メジャー最長となった。
ドジャースは試合後、公式ツイッターで「プレイヤー・オブ・ザ・ゲームは誰?」とアンケートを実施。3勝目を手にした前田、初回に2ランを放ったルーキーのベリンジャー、2安打2打点のアトリー、3安打1打点1四球の女房役グランダルがノミネートされた。
結果、最多得票は前田で40パーセントの支持を得た。次いでベリンジャーが33パーセント、アトリ―が15パーセント、グランダルが12パーセントだった。
そんな右腕をチームメイトも称賛。主砲のターナーは自身のツイッターで「マエケンは今夜集中していた!」と賛辞を贈った。
今季は開幕から4試合時点で防御率は8点台に達し、先発ローテから外れる可能性も浮上したが、その後は立て直して2連勝。3勝2敗、防御率5.03となっている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count